会員の広場

働く女性活躍委員会による企業見学会を開催しました

8月6日(水)、当協会「働く女性活躍委員会」の北川頼子委員長以下7名の委員と事務局および福井県女性活躍課からの計12名が、女性活躍推進に先進的取り組みをされている株式会社日本エー・エム・シー(北川浩文社長)の本社工場[福井市市波町]を訪問し、社内見学と意見交換会を行ないました。

同社には、本社と永平寺工場の2工場 合わせて180名の従業員が働いており、従業員の平均年齢は41歳と比較的若く、40歳代以下が全体の約3/4を占めておられます。また女性比率は約1/4の40名。

最初に高橋永専務と平瀬布美代総務課長から、「社員ファースト企業宣言で地域共生社会を」「女性活躍への取組み事例」と題してそれぞれご説明をいただきました。

同社では、約10年前からダイバーシティの推進に積極的に取り組まれ、これまでに「えるぼし認定」「プラチナくるみんプラス認定」などの認定や福井県の「社員ファーストアワード大賞」「女性活躍推進企業優良活動表彰(企業・個人の2回)」をはじめとする表彰を数多く受賞されておられます。

また、社内に女性活躍プロジェクトチーム「ツギテラス」を設け、女性目線による工場内の改善活動や研修会などの開催に取り組まれ、訪問したこの日には従業員の子女を招いた会社見学会(同チームの企画・運営による)が開催されており、作業体験などで盛り上がりを見せていました。

工場内の見学では、生き生きと作業する女性従業員の姿が印象的で、また管理職との会話も風通しの良さを感じ取ることができました。

その後、北川社長にも加わっていただき質疑応答と意見交換を行ない、社長方針としておられる「働きやすい職場づくり(ダイバーシティ・働き方改革・健康経営の三位一体推進)」の各種取り組みに対し、参加者からは多くの質問が出されましたが、分かりやすく丁寧に答えていただき、予定時間を超過し大変有意義な見学会とすることができました。