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令和6年7月2日 合同安全パトロールを実施しました

毎年7月の全国安全週間に開催している、福井労働局・連合福井との3者による合同安全パトロールが、今年は7月2日(火)に今立郡池田町の足羽川ダム建設現場において実施されました。

参加者は、福井労働局から石川良国局長・澤井乙夫健康安全課長、当協会から塚本明副会長・牧野事務局長、連合福井から岡本光央局長といった顔ぶれで、曇天の梅雨空のもと広大なダム建設現場をパトロールしました。

現場には、総勢約350名もの作業員が従事しており、巨大な生コンクリートプラントやベルトコンベアなどといった建設機械やタワークレーンなどの重機を稼働させながら工事を行なっていました。

現場は高低差が大きく墜落防止のための防護柵が全域に設置されており、現場へ向かう通路では防保護具装着の確認を促す音声ガイダンスも流されていました。また、熱中症予防のための休憩所等の施設が、計14か所設けられていました。

パトロール員一行は石川局長・岡本局長・塚本副会長の順に作業員を前に挨拶(訓示)し、さらにダム堤体まで降り立ち、コンクリート打設現場を間近に見ながら作業内容を確認しました。

パトロール後には3者からそれぞれ講評があり、塚本副会長からは、「わかっているのにやらない(手抜き)を防ぐために、作業員どうしの声掛けと班長によるきめ細かなミーティングを習慣づけていただきたい。」と助言を行ないました。

ダムが完成する予定の令和10年3月まで、工事が安全かつスムーズに進捗することを願いたいと思います。