会員の広場
令和5年4月7日(金)・11日(火)・12日(水)の3日間は福井商工会議所ビル、4月14日(金)は敦賀商工会館において、今年度の新入社員研修を開催し、会員企業等32社から計96名の新入社員が参加しました。
このうち、福井会場では講師の長谷美左子氏(株式会社ブリッジ代表取締役社長)から、新入社員がこれからの社会生活の中で社会人として持つべき心構えや、基本的なビジネスマナーを身につけるための講義を受けました。
カリキュラムの内容は、「学生と社会人の違い」を受講生に考えてもらうことから始まり、「身だしなみ」や「言葉遣い・敬語」「電話応対」「名刺交換」「お辞儀の仕方」など、社会人として必要とされる様々なマナーやスキルについて講義やロールプレイ等を通して学ぶ充実したものでした。
今回は、新型コロナウイルスの影響も落ち着きを見せてきたことから、昨年度まで取り止めていたグループ討議を再開。講師が示したITリテラシーが低いことによるリスクや対応策について考える課題に対し、3~4名のグループで意見を交わして取りまとめ、代表者が発表を行いました。
受講生達はメモを取りながら講師の説明を熱心に聞き、またロールプレイ中は戸惑いながらも何度も繰り返し練習し、ビジネスマナーを身につけようと頑張っていました。初対面である他企業の受講生ともロールプレイやグループ討議を通じて自然に交流が深まった様子でした。
研修の内容は多岐にわたり学ぶ量も多いものでしたが、研修で学んだことをこれからの社会人生活で生かしていただきたいと思います。また、今年の新入社員は学生生活をマスク着用で過ごしてきたため、外すことへのためらいや不安があるとの声もありますが、今回の研修内容を活用しながら、のびのびと活躍していただくことを願います。